墨田・小布施・北斎プロジェクト~北斎のかなたへ 北斎WAVEの「文化の船旅」をごいっしょしませんか?

墨田・小布施・北斎プロジェクト~北斎のかなたへ
プロジェクトオーナー

【墨田・小布施・北斎プロジェクト推進委員会】共同代表 久米信行・市村次夫

地域活性化 文化・芸術

103%

  • 現在
  • ¥3,105,000
  • 目標金額
  • ¥3,000,000
  • 購入口数
  • 364口
  • 残り日数
  • 終了
このプロジェクトは2018年2月12日 (月)までに、
3,000,000円以上集まった場合に成立となります。
墨田・小布施・北斎プロジェクト~北斎のかなたへ

【小布施と北斎を描く、新しい「北斎本」の執筆・発行にご協力いただけませんか?】
 
つつしんで、事務局長の木下豊からのお願いです。
 
 みなさん、こんにちは。信州小布施の出版社「文屋(ぶんや)」の木下豊と申します。ふだんは、本と栗を育てています。どうぞよろしくお願いいたします。
「小布施」や「北斎」が好きな方、応援してくださる方にお願いがあります。
 いま、わたしが事務局をしている「墨田・小布施・北斎プロジェクト」が、クラウドファンディングを行っています。このプロジェクトの趣旨は、北斎のふるさと東京都墨田区と、晩年の北斎が滞在して大作を仕上げた長野県小布施町が連携して、北斎を切り口とした新しい日本の文化を世界に発信していくことを、民間主導で進めています。
 今回のクラウドファンディングは、その最初の一歩として幻冬舎から『知られざる北斎~世界の未来へつなぐ北斎DNA』(仮題。神山典士著)という本を、日本語と英語で出版するための費用を集めることが目的です。目標金額は300万円です。
 北斎を小布施に迎えた高井鴻山と、北斎と西洋の美術界のかけはしになった林忠正。本書はこの二人の男に焦点を当てて、「世界の北斎」誕生の物語を描きます。
 北斎の「冨嶽三十六景」の名作「神奈川沖浪裏」は、「グレートウェーブ(大いなる波)」の愛称で世界的に知られています。この作品の発表から10年あまりの研さんを経て、80代半ばをすぎた北斎は、小布施の地で、「上町祭り屋台天上絵 濤図(なみず)」を仕上げました。この作品は、昨年の大英博物館「北斎展」でも展示され、「グレイテストウェーブ(最も偉大なる波)」の愛称が付けられたそうです。

/data/project/312/波統合.jpg 本書では、これまであまり丁寧に描かれることのなかった「北斎と小布施」の関係性が随所に盛り込まれます。小布施にとっても、北斎との関わりやその意義、今につながる流れを世の中に発信するための貴重な資料になりそうです。
 
 出版したあとの展開としては、プロジェクトのウェブサイトを立ち上げるほかに、
1. 墨田と小布施と富士山を「北斎の聖地」と定め、北斎が墨田から向かった小布施への道   を「北斎  ロード」として、聖地巡礼の旅を世界に発信します。
2. 未来の北斎を応援する「北斎賞」を創設します。
     とても夢があるプロジェクトです。

 
 クラウドファンディングに応援してくださる方には、金額に応じた返礼品とともに、本書の巻末とウェブサイトに、お名前(社名)を掲載して紹介させていただきます。
 
 みなさま、『知られざる北斎』の誕生と、墨田・小布施・北斎プロジェクトに、応援をよろしくお願いいたします。くわしい経緯は、以下の文章をお読みください。最下段には、共同代表と顧問のみなさんの動画メッセージをご覧いただけます。

 
平成30年正月吉日
墨田・小布施・北斎プロジェクト推進委員会
事務局 木下 豊

 
 
「地元のお宝」の世界的な価値に衝撃! 2017年大英博物館「北斎展」
  2017年夏、英国・ロンドンの国立大英博物館で、江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849年)の晩年の創作活動に焦点を当てた特別展「北斎―大波の彼方へ」が開かれ、入場者15万人という、異例なほどの盛況のうちに幕を閉じました。/data/project/312/1.jpg/data/project/312/2.jpg(北斎展が開かれた大英博物館)

 その成功と盛況ぶりは、きびしい評価で知られる英メディアが絶賛したことが証明しています。
 英デイリー・メール紙と英オブザーバー紙はそれぞれ、「率直に楽しい!」「壮大だ!」と評し、5つ星を与えました。英イブニング・スタンダード紙は「世界でも最も人気のある芸術家の1人だ!」と絶賛して4つ星。英ガーディアン紙は「北斎・世界を飲み込んだ大波」と題し、特集記事を組むなど、いずれも高評価を与えました。
 「実現するまで20年以上を要した」と言われるこの北斎展の準備段階で、大英博物館から長野県小布施町の北斎館に10数点の北斎肉筆画の出展依頼が届きました。そのリストの中で、北斎館関係者を驚かせたのは、同館に収蔵展示されている「上町祭り屋台」でした。
/data/project/312/3.jpg(上町祭り屋台)

 小布施の豪農・豪商の高井鴻山(たかい・こうざん)は、晩年の北斎のパトロンになって北斎を迎えて厚くもてなしました。北斎は83歳の初来訪から90歳で亡くなるまでに4回、小布施に滞在して、数々の肉筆の名作を仕上げました。上町祭り屋台は、鴻山が私費を提供して北斎に制作を依頼した祇園祭の山車(だし)で、天上には、「濤図(なみず)」の「男浪・女浪(おなみ・めなみ)」一対が描かれています。

/data/project/312/波統合.jpg(「濤図(なみず)」の「男浪・女浪(おなみ・めなみ)」一対)

 当初は、高さ4.8メートルの祭り屋台全体を大英博物館のエントランスに展示する計画を進めていましたが、直射日光が作品に悪影響を与えるなどとして、博物館側の意向で見送られました。小布施町では、3千万円を超えると見積もられた祭り屋台のロンドンへの輸送費の多くを、クラウドファンディングで集めようと計画するなど、意気込んでいたため、「展示を断念する」との知らせに、一時は落胆が広がりました。
 しかし大英博物館は、「濤図」を世界中から集められた200点を超える北斎作品の「名品中の名品」として、見学コースの最後、大トリに展示したり、図録の表紙に掲載したりするなどの厚遇をもって、高い評価を表現してくれました。
 小布施人(おぶせびと)たちは、この一連の経過から、「上町祭り屋台」の「濤図」が「世界の至宝」であるという価値の大きさに、衝撃とともに、あらためて気づくことができました。

 
北斎の大波をブームで終わらせない!ブームを文化に。


 大成功に終わった大英博物館の「北斎展」は、国際共同プロジェクトとして、10月6日から11月19日まで、あべのハルカス美術館(大阪市)に会場を移して開かれ、26万人という空前の入館者数を記録して幕を閉じました。

/data/project/312/6.jpg(休日は3時間待ちにもなった、あべのハルカス美術館「北斎展」)

 NHKは、宮崎あおいさん主演の特集ドラマ『眩(くらら)~北斎の娘』、NHKドキュメンタリー『北斎“宇宙”を描く』、歴史秘話ヒストリア「世界が驚いた3つのグレートウエーブ 葛飾北斎 パワフル創作人生」など、7つもの北斎関連番組を放送しました    (http://hokusai2017.com/programs.html)。新聞や雑誌でも数多くの特集記事が組まれました。

 こうしたことの恩恵により、北斎館が故郷・東京都墨田区に昨年開館した「すみだ北斎美術館」や、小布施の北斎館には、近年まれに見る大勢の来訪者を迎えることになりました。いわば「北斎ブーム」の大波が押し寄せています。
 しかし、ブームは必ず終息します。ブームは去ってゆくものです。
 日英両国の北斎研究家の情熱が結晶した「北斎展」やマスコミによる報道のおかげで、せっかく訪れた「北斎ブーム」を、ブームで終わらせない! このブームを文化に定着させたい! そう心から願う墨田人(すみだびと)と小布施人が、手を組んで立ち上がりました。

 
北斎に学び、「未来の北斎」を育てる!
 葛飾北斎が生れ育った東京都墨田区と、北斎が晩年を過ごした長野県小布施町の住民は、それぞれの地域を「北斎の聖地」として、北斎の真の魅力を探求しながら、「未来の北斎」を発掘・育成する「墨田・小布施・北斎プロジェクト」を始めます。日本から世界の未来へと発信する文化プロジェクトです。世界中の最新の北斎関連情報にアクセスできる「北斎プラットフォーム」を運営し、メールマガジンを随時、お届けいたします。
 幕開けは2017年11月25日(大安)です。クラウドファンディングにてご支援いただいた方は、すべてのみなさんが、このプロジェクトメンバーです。みなさん、日本発世界行きの「文化の船旅」に参加しませんか?! 


/data/project/312/7.jpg (左から、共同代表の久米信行さん、熱血ライターの神山典士さん、顧問の澁谷哲一さんと安村敏信さん、共同代表の市村次夫さん、事務局長の木下豊さん、会計担当の小川和久さん。2017年11月8日、墨田区にて)
 
気鋭のノンフィクションラーターによる北斎本を国内外で出版へ
  このプロジェクトの第一弾として、過去から現在を経て未来へとつづく「北斎WAVE(ウェーブ)」の可能性をまとめた書物『知られざる北斎~世界の未来へつなぐ北斎DNA』(仮題。幻冬舎)を出版いたします。
 
 北斎はなぜ、83歳の高齢になってから信州小布施の地を訪れたのか?
 北斎を迎えて厚くもてなし、衣食住から画材の提供まで行った高井鴻山とはどんな人物か?
 鴻山はなぜ北斎を迎え、北斎はなぜ4回も小布施に滞在したのか?
 鴻山と共に北斎と親交を結んだ小布施人とはどんな人たちだったのか?
 世界の至宝「濤図」にはどんな意味が込められているのか?
 北斎が没してから170年、信州小布施の地に脈々と受け継がれている精神風土とは?
 なぜ北斎は「世界の北斎」となったのか?
 印象派のアーティストたちは、なぜ北斎に魅了されたのか?
 欧米ではなぜ、北斎の「波」に注目が集まるのか?
 印象派の画家たちと浮世絵・北斎をつないだのは誰なのか?
 19世紀の欧米を熱狂の渦に巻き込んだジャポニズムは、いままた再来するのか?
 なぜいま世界的な北斎ブームなのか?
 北斎WAVEはどこにただよっているのか?
 「未来の北斎』はどこにいるのか?
 「未来の北斎」はどうしたら生まれるのか?

 
/data/project/312/8.jpg(信州小布施の高井鴻山記念館にある鴻山の銅像)
 
 北斎のDNAがいまだに生きている、日本と世界の現場を訪ね、これらを解き明かします。いまだかつてない「北斎本」が、誕生しようとしています。
 執筆するのは、「熱血ライター」として知られるノンフィクションライター神山典士(こうやま・のりお)さんです。


/data/project/312/9.jpg(北斎ロードを歩く神山典士さん)

 神山さんは、1960年生まれの脂ののりきった57歳。「異文化」「表現者」「アウトロー」を三大テーマとして、これまでに格闘技界2000試合無敗の王者コンデ•コマ=前田光世、フランス料理界中興の祖サリー・ワイルなどを描いてきました。今回の『知られざる北斎』は、神山さんによる「異文化シリーズ」三部作の総集編と位置づけて、張り切っていらっしゃいます。
 小学館ノンフィクション大賞優秀賞、第45回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)、第21回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞大賞を受賞している気鋭の実力派が、いま、「世界の北斎」に挑んでいます。
 現地に足を運び、人の話を聞き、その場のものごとを直接、五感を使って体験する取材姿勢がモットーの神山さんは、この本を執筆するために、2回の海外取材を計画。北斎ゆかりのロンドン、オランダのライデン、フランスのパリ、ジヴェルニーなどを訪れ、大英博物館、ギメ美術館、オルセー美術館、日本の国立西洋美術館、あべのハルカス美術館、国立民族学博物館のキュレーターへのインタビューを行っています。


/data/project/312/10.jpg(パリ・オルセー美術館の取材を終えて)

 印象派の聖地オルセー美術館の59番ルームにたたずむ一人の日本人のマスク。マネ、モネ、ドガ、ゴッホら若き印象派の画家たちと浮世絵・北斎を繋いだ謎の画商の正体は? 彼はパリで何を夢見て、何と闘ったのか?
 熱血五感体験派の神山さんは、かつて北斎が歩いて旅をしたとされる墨田から小布施を結ぶ約250キロの「北斎ロード」を、現地取材を重ねながら完歩しました。
 神山さんの湧き出る好奇心と精力的な質と量の取材を経て、力強い筆力で描かれる「知られざる北斎」の真の姿。ご期待ください!


/data/project/312/10-2.jpg(北斎ロードをレポートする神山さんの記事。「須坂新聞」より)

 墨田・小布施・北斎プロジェクトでは、北斎の魅力を国外にも伝えることを目的に、『知られざる北斎』の全文を英訳して、海外での翻訳出版に備えます。
 今回のクラウドファンディングは、1.海外取材費と2.英訳の費用を集めるために実施いたします。
 
 みなさん、墨田・小布施・北斎プロジェクトの幕開け、第一弾になるクラウドファンディングに参加して、北斎に学び、未来の北斎を育てる壮大な事業のプロジェクトメンバーになってください。日本発世界行きの「文化の船旅」に参加しませんか?!

 
世界では、北斎はダ・ヴィンチと同列! 日本を代表する世界的なアーティスト北斎
 フランス印象派の画家ゴッホやモネなどは、希代(きたい)の浮世絵師である北斎の作品に多大なる影響を受けました。中でも、「冨嶽(ふがく)三十六景」の「神奈川沖浪裏(なみうら)」は、「The Great Wave(ザ・グレート・ウェーブ)」として、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」と並んで、世界で最も知られる絵画作品です

/data/project/312/11.jpg(モナリザ)

/data/project/312/12.jpg(神奈川沖浪裏)

 1999年、アメリカの有名な写真雑誌「ライフ」は「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に日本人として、ただ一人「葛飾北斎」を選びました(86位にランクイン)。
 東京ディズニーランドには、和食料理店「れすとらん北齋」があります。「世界からのゲストにも和の心を存分に楽しんでもらいたい」という思いから、最も有名な日本人である、世界に誇る北斎を店名にしたのだそうです。
 また、2019年度からの日本のパスポートには、「冨嶽三十六景」の24作品が描かれます。
そして、北斎のイラスト集「北斎漫画」は、現代の日本から世界へと発信されている「アニメ文化の原点」と評価されています(『北斎漫画 日本マンガの原点』(2014年平凡社新書。清水勲・著)。ティファニーはかつて、「北斎漫画」を参考に一連のジャポニズム作品を創作し、大人気を博しました。


/data/project/312/13.jpg(「北斎漫画」)

今や北斎は日本を象徴する存在です。
 
墨田と小布施と富士山は、「北斎の三大聖地」


 東京都墨田区は、北斎が生まれ育ち、愛して、生涯、暮らしつづけたまちです。2016年「すみだ北斎美術館」が開館しました。

/data/project/312/14.jpg(墨田区両国の北斎住居跡)

 小布施町は、北斎が90年の生涯の晩年に4度訪問して滞在し、「濤図」などの世界的な至宝を描いた土地です。北斎が目にしたお屋敷やお寺、里山などの風景が、当時の面影のままに残されています。1976年に「北斎館」が開館しています。

/data/project/312/15.jpg(北斎館)
 
 そして富士山は、北斎が「冨嶽三十六景」や「富嶽百景」を仕上げ、最晩年には「富士越龍(ふじこしのりゅう)」を描くなど、生涯を通して描きつづけた神の山です。和合と感謝を重んじる、やまとのくにの風土を象徴する山です。

/data/project/312/16.jpg(富士山)

/data/project/312/17.jpg(富士越龍(部分。北斎館所蔵)
 
 墨田と小布施と富士山は、「北斎の聖地巡礼」の目的地として、世界の人々に永続的に発信してゆく価値があります。
北斎WAVE(ウェーブ)を世界の未来へと発信


 北斎の魅力は、「異」「独」「挑」「創」「発」で表現することができます。

/data/project/312/18.jpg(北斎の自画像)

 北斎の魅力は、北斎一人によって育まれたものではありません。北斎を生み育て、北斎を迎え支えた人たちと風土がありました。
 
 北斎の魅力と北斎が生きた風土を、わたしたちは総合して「北斎WAVE」を呼びます。
このプロジェクトは、世界の北斎情報のプラットフォームとして、北斎WAVEを世界の未来へと発信してまいります。
 
 事業の内容は、当面は以下のことがらを考えております。

 

プロジェクトの事業内容と効果
 墨田・小布施・北斎プロジェクトの事業内容は以下の通りです。

 
【クラウドファンディングの対象事業】
 
1 書籍『知られざる北斎~世界の未来へつなぐ北斎DNA』の出版
2 書籍『知られざる北斎』世界出版の基礎となる英語訳の制作
 
【クラウドファンディングの目標達成後の展開】
 
1 北斎ワークショップin墨田&小布施開催~次世代への北斎WAVEの継承
2 世界の北斎情報のプラットフォームになるホームページの制作、SNSによる発信(和・英ほか)
3 北斎ロードのルート選定  最晩年の北斎が歩いた墨田~小布施の約250㎞を「北斎ロード」名づけます。まさに北斎巡礼の道です。全国・世界への広報を通して、永続的な文化交流型インバウンドを獲得していきます。
4 「北斎賞」の創設運営による「未来の北斎」の発掘と育成。
 
 このプロジェクトで期待できる効果は以下の3つです。
1 文化効果 北斎をキーワードにした世界の人々との交流、日本発の上質な文化の蓄積。  
   「未来の北斎」の発掘と育成。
2 精神効果 世界的アーティスト北斎を生んだ国と地域への誇り。 「未来の北斎」を発掘・育成する自由な精神風土の醸成。
3 経済効果 国内外からの永続的な交流型インバウンドによる関係人口の充実。
   関係人口の充実はそのまま、北斎WAVEの進化という好循環をもたらします。
 

 

民間主導の運営母体

 墨田・小布施・北斎プロジェクトは、住民・民間企業・自治体・観光協会・美術館・研究者による、ゆるやかな連合体を背景にした、民間主導の機動力の高い組織を運営いたします。
 
 メンバー構成は、
1 住民 墨田区・小布施町の住民と国内外の北斎ファン、アニメファンなど。
2 民間企業 協賛企業。幻冬舎、文屋
3 自治体・観光協会 墨田区・小布施町を主体に、「北斎ロード」沿道自治体など。
4 美術館・研究者 すみだ北斎美術館・北斎館を主体に
5 観光庁ほか関係省庁との連携を模索
 
推進委員会 共同代表 市村次夫氏(北斎館理事、小布施堂社長)
               久米信行氏(久米繊維工業会長)
顧問 安村敏信氏(日本美術史家、北斎館館長)・澁谷哲一氏(東京東信用金庫会長)
事務局 小布施町 木下豊氏(文屋代表)
クラウドファンディング CF信州
 
 
 The Greatest Wave!
波を描くことを探求した北斎がたどり着いた世界の至宝「濤図」が意味するものは?
 
 前述のように、「冨嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」は、「The Great Wave(ザ・グレート・ウェーブ)」の名で知られ、ダ・ヴィンチの「モナリザ」と並んで、抜群の知名度を誇ります。「冨嶽三十六景」が発表されたのは北斎72歳の時でした。北斎はその後も、生涯をかけて「波」を描きつづけました。そして86歳の北斎は、今から171年前の1846年(弘化3年)5月、小布施で「濤図」を描き上げました。
 北斎は生涯で3万点を超える絵を描きました。 「90歳にして絵の奥意を極め、100歳で神妙ならん」と語っています。
 「濤図」は、北斎が最晩年に到達した「抽象画」の最高傑作です。「ジャポニズム」として、フランス印象派などに多大な影響を与え、「世界で最も有名な日本人」と言われる北斎がたどり着いた「人類の至宝」です。大英博物館のあるキュレーターは、「神奈川沖浪裏」の「The Great Wave」に対して、「濤図」に「The Greatest Wave」という愛称を授けました!
 北斎は、パトロンであった小布施の豪農・豪商 高井鴻山の全額個人出資による依頼で、祇園祭の祭り屋台を飾る天井絵として、この絵を描きました。
「未来の人々に拝まれる、神への捧げもの」「祈りと祝いの象徴」であることを念頭に、二人は誰に気兼ねすることなく自由に、この絵のテーマと構図を決めました。
 北斎は、画業の総仕上げともいえる作品のテーマを、「濤」に決め、抽象画として描きました。その意図はどこにあったのでしょうか?
 「濤図」の「男浪・女浪」一対。渦巻く波と雲のかなたには、銀河宇宙が描かれているように見えます。    
 混沌と調和をくりかえしながら進化する、宇宙の真理を表す「陰陽の思想」が描き込まれているといわれています。171年の時を経て、混沌とする現代社会への、北斎からのメッセージではないでしょうか?
 墨田・小布施・北斎プロジェクトでは、世界の調和と幸福のシンボルである「濤図」に光を当て、世界の未来へと発信してまいります。
 クラウドファンディングにご参加いただいたみなさまには、この壮大な文化事業の「プロジェクトメンバー」として、今後の各種事業の最新情報をお伝えしていきます。
 みなさま、北斎WAVEの文化の船旅を、ごいっしょしませんか?

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