※長野県のイメージカラー「オレンジ」をベースにしました!
※長野県野球の必須アイテムとして「野球の未来」のためにご活用ください!
まずは下のグラフをご覧ください!
長野県では近年、野球をする子どもが著しく減っています。このままのペースだと近い将来、野球がマイナースポーツなってしまうかもしれません。
さらに、昨年独自に調査しまとめたデータによると、平成26年時点で野球の競技人口が既にサッカーやバスケットボールに抜かれているというショッキングな現実がわかってしまいました。(悲しい・・・・)
少子化のせいか、家の前や広場で野球をやって遊んでいる子どもを見なくなったなあ・・・と思っていたら、いやいや!そもそも野球をしなくなっていたようです!!!!
原因はいろいろあろうかと思います。
もちろん少子化もあると思います。
しかし・・・
最大で根本的な要因は、統括組織がないこと、と考えます。
野球は、いくつもの組織(連盟)が存在し、それぞれが独自に活動しています。長野県でも、各野球組織がそれぞれ活動しており、競技人口の把握すらできないばかりではなく、課題解決のための対策もなされないままに今日に至ってしまいました。
野球以外のほぼ全てのスポーツは、
国際競技連盟(IF)→日本競技連盟(NF)→地方競技連盟(PF)→地域連盟→各チームへとつながっていて、組織の統括がしっかりしています。ルール作りや大会の運営など全体として対応しているようです。
例えばサッカーなら、地域の一チームが、J1のチームと対戦する舞台が用意されていますし、一つ一つクリアすれば、J1J2などに参加することだってできます。もっと言えば、世界のビッククラブとも戦える可能性だってあるわけです。
もう一つの要因は、指導者育成の怠りだと思います。
どの競技も、底辺拡大や競技力向上には指導者の養成が絶対条件です。
サッカーをはじめ多くの競技は、指導者になるためにライセンス取得が必要ですし、指導できるレベルも区分けされています。
他方、野球には指導者のライセンス制度がありません。
これまでずっと「個人の経験」に任せてきてしまいました。
その結果、選手のケガを誘発したり、やる気を消失させてしまうといった課題が生じてしまいました。
経験論のみで、子ども1人1人の成長に考慮した指導ができない結果、肘や肩を酷使させケガをさせてしまっている例もあります。
また、「昔ながらの指導」がいまだに続いているので、指導者による暴言などが、子どもたちから「野球が楽しい、面白い、頑張りたい」といった意欲を奪ってしまっているのではないかと考えます。
そこで昨年4月、バラバラな組織が一つになって課題に立ち向かおうと「長野県青少年野球協議会」を発足させました!
昨年は、指導者の資質向上を目的に「第1回ベースボールサミット」を開催しました!
講師に、日本野球協議会 普及振興委員長の柳俊之さん、作新学院高校野球部監督の小針崇宏さんらをお招きし、県内の指導者約600人が参加しました。
今年度は、2018年1月末に「第2回ベースボールサミット」の開催を予定しています。今回は、野球人口の拡大や技術力向上のために特に重要な役割を果たす、小中学生の指導者を対象とした内容を考えおります。
そこでこのベースボールサミットを開催するための運営費の一部をCF信州で支援していただきたいと思っております。統一組織が立ち上がったものの、メンバーの所属や立場がまだバラバラなので、第1回のサミットは手弁当で開催しました。第2回からは、しっかりとした運営ができるよう、CF信州を通じてみなさまにご協力をいただければ幸いです。
プロジェクトオーナー
信州の野球を愛する会