こんにちは。信州たてしな女神湖周辺で、居酒屋、宿泊施設、キャンプ場、ジビエ専門食肉処理施設運営する株式会社エルソルの代表取締役、渡部 見(わたなべ けん)です。
当社は、2015年5月に女神湖通りで10年来の空き店舗を改装し、居酒屋 sora MESHIとB&B soraを開業しました。現在は2拠点で、居酒屋、宿泊施設、キャンプ場、ジビエ専門食肉処理施設を運営しております。また、私たち家族は当地で子宝に恵まれ3児を育てながら日々営業しております。
今年7月にはより多くの方々に、女神湖の自然を身近に感じてもらえるよう、そして、家族で過ごす時間を楽しんでもらえるよう、ピクニックとBBQの拠点となる施設『Picnicbase&Hostel』を開設する予定です。住んでいる私たちが身近で誇りをもって楽しめるたてしな白樺高原にしようと活動しております。
外部リンク:http://www.venus-line.net/feature/渡部見-bb-sora&sora-meshiオーナーシェフ/
多くの家族連れ旅行客が訪れ、都会ではなかなかできない自然体験ができる当地ですが、ここに住む子どもたちは皆、20㎞も離れた保育園や小学校へ地元のコミュニティバス(路線バス)で通っています。その為、学校帰りに友達と遊んだり、近くの子どもたちと一緒に休日に遊ぶといったごく普通の子ども同士の交流が持ちにくいという現状があります。
遠いのは学校だけでありません、町内の小さな図書室は蔵書に限りがあり、書店も隣接する他市町村にしかありません。また、児童館も一つだけで学校同様に離れています。
観光サービス業が中心の当地では、夏休みも冬休みも両親が最も忙しい時期となり、子どもたちにかまってあげられないという現実もあります。
私たちには、子どもたちが気軽に集まり他の子どもたちと交流ができる場所が必要だと感じています。
当地は家族連れのお客様が多い観光地で、子どもが遊ぶ行楽施設は多くありますが、親の付き添いが必要で毎日利用することは現実的ではありません。また、信州たてしな女神湖は標高1500m、冬が長く雪のちらつく11月頃から4月上旬まで6カ月近くは小さな子どもたちだけで外で思う存分遊ぶことができるような環境ではありません。
これは、観光や別荘に訪れた子どもたちも同じこと。この信州たてしなで過ごす全ての子どもたちが、夏でも、冬でも安心して利用できる子どもの遊び場を作りたい。そんな思いが強くなり、今年新しくオープンする施設内の和室20畳を無料で提供し、だれもが利用できるキッズガーデンを作ることを決めました。
寒い冬でも、荒天の日でも子どもたちは運動をしたい。
大好きな絵本を読みふけりたい!
子どもたちが自由に立ち寄れても、子どもたちが楽しく学べる場でなくては価値がない!
私たちの計画では、20畳の和室は畳をすべて張替え、衝撃吸収効果の高いクッション材を施工、その上に人工芝を施工することで、転んでも衝撃が和らぎ、室内でも開放的な公園にいるような環境を作ります。そのクッション性を生かして壁面の1部をボルダリング壁に改装し子どもたちの基礎体力作りに役立てたいと考えています。
そして、多くのお子様が読まなくなった絵本を私たちの施設で活用させていただきたいと考えております。子どもたちが大好きな絵本も適齢期を過ぎると本棚で眠ってしまいます。そんな絵本を寄付していただけないでしょうか?
読まれなくなった皆様の絵本を、また多くの子どもたちに読んでもらいたいと考えています。絵本の支援はリターンをお返しできませんが、ぜひ多くの皆様からご支援いただければと願っております。
皆様の応援で、町民、旅行客の隔たりなく子どもたちが過ごせる環境を作りたいと考えています。
当社は家族連れの旅行客のお客様をお迎えしてサービスを提供してきました。狩猟体験ツアーやキノコ狩りツアー、星空体験ツアー、火起こし体験やBBQなど、多くの体験イベントを実施してきた経験があります。
子どもたちが集まる当館では、定期的にたてしなでしか体験できない体験イベントを企画していきます。都会に住む子どもたちも、たてしなに住む子どもたちもみな一緒に参加することで、新しい出会いと交流が生まれます。
山に住む家族の常識、農村部に住む家族の常識、都心に住む家族の常識、みな違います。多くの交流がたてしなの子どもたちだけでなく、訪れたすべての子どもたちが多様性を受け入れられる人間へと成長できる。そんな期待を持って活動します。
B&B sora
takibi hut
Picnicbase&Hostel
皆様のご支援で、私たちは床の張替えとボルダリング壁など、キッズスペースの改装費用として利用させていただきます。また、多くの皆様に賛同いただき、より多くのご寄付を賜りましたら、本棚や絵本の購入費用に充てさせていただきたいと考えております。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします!
プロジェクトオーナー
渡部 見