荒廃農地をぶどう畑に再生し、信州塩尻ワインを造り、後継者を育てたい

ルヴィーブルプロジェクト
プロジェクトオーナー

ドメーヌ・スリエ(株式会社塩尻ファーム)

地場産 フード 挑戦する人 地域活性化 環境保護 伝統文化 プロダクト 文化・芸術

73%

  • 現在
  • ¥2,210,000
  • 目標金額
  • ¥3,000,000
  • 購入口数
  • 138口
  • 残り日数
  • 終了
このプロジェクトは、目標金額達成の有無に関わらずリターンをお申込みいただくとプロジェクト成立となります。

「ルヴィーブル」(フランス語:再生、復活)プロジェクトについて

数あるクラウドファンディングの中から、ルヴィーブルプロジェクトのサイトをご訪問いただきありがとうございます。
ドメーヌ・スリエ 株式会社塩尻ファーム代表の北沢勝巳です。
私たちは塩尻で14番目に誕生した新興ワイナリーです。その歩みは塩尻市内の荒廃農地再生から始まり、2013年にワイン用ぶどうの栽培を開始。2019年6月に念願のワイナリー「ドメーヌ・スリエ Domaine Sourire」を完成させて自社ブランド「ルヴィーブル Revivre」の醸造を始め、ぶどう栽培量とワイン醸造量を徐々に増やし、ラインナップを整えてきました。
長い長い歳月をかけてようやくここまで辿り着けた2020年、蔓延する新型コロナウイルスに行く手を阻まれ、運営・販売が進まない状況となりました。
しかし私たちは悲観せず、「ルヴィーブル」を通じて地域活性化と地方創生に貢献したいという思いは変わらず、この難局を打破し前に進むためにクラウドファンディングに挑む決意をしました。
このプロジェクトを通じて私たちの思いと取り組みを知っていただけたら幸いです。
ご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします。


 

荒廃農地再生ワイン「Revivre」~私たちの取り組み~

ぶどうの青葉が延々と続き、高原のそよ風が吹き抜ける信州塩尻・桔梗ヶ原。
古の頃、玄蕃之丞らキツネの仲間たちが人間相手に悪戯を働いていた、という民話が残る原野は明治以降、開拓に汗血を流し、絶え間ない挑戦を続けた先人たちのおかげで豊穣なテロワールへと生まれ変わり、ぶどうとワインの名産地になりました。
近年は国際ワインコンクールに入賞するなど高評価される銘柄が現れ、新たなワイナリーも増え、「ワインの塩尻」「桔梗ヶ原ワインバレー」としてその名を世界的に轟かせています。
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その一方で、ぶどう農家の高齢化と後継者不足が問題となっていました。主を失い放置され、他の植物に侵食されて土壌も弱り、原野に還ろうとしているぶどう畑が塩尻市内に点在するようになりました。救いの手を差し伸べようとする人はそう多くはいませんでした。
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こんな風景は見るに忍びない、塩尻から荒廃農地を無くそう。先人たちが遺してくれた、ぶどう栽培という塩尻の宝を継承する後継者を育てなければ...  そんな思いを抱いたのが、私たちがぶどう作りを始めたきっかけでした。
まずは荒廃農地の再生から着手。挑戦と長い道程が始まりました。
しかし、一度荒廃してしまった圃場に息を吹き返らせるには予想していた以上に困難を極めました。
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土壌を整え、再びぶどうが育つようになるまでには3年を要しました。
当初はワイン用ぶどうの栽培だけを視野に始めましたが、どうせやるなら最後まで取り組もう、ということになり、ワイン醸造も加えた大事業(小さな事業者にとっては...)に発展。さらに、ワインと言えばパン! いや、ただのパンじゃつまらない、そうだ! 消費が減少している米、塩尻産の米粉とワインを使ったワインブレッドを作ろう!
アイディアが次々と浮かび、自分たちの進むべきビジョンが確立し、 ベーカリー併設という稀有なワイナリーが完成したのは2019年6月のことでした。
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ぶどう作付面積も徐々に増やし、現在は全ぶどう畑の約80%近くが荒廃農地を再生した圃場となります。
また、「日本唯一 ホームのぶどう園」があるJR塩尻駅構内で栽培されたぶどうのワイン醸造を私たちがお受けし、地元創生の一端に協力させていただいております。
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※ぶどうとワインの塩尻をPRするために1988(昭和63)年に植えられたもので、塩尻市観光協会、JR東日本社員、市内のボランティアやワイナリースタッフが協力し合って栽培に取り組んでいます。

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意外にも引き受けるワイナリーが少ない、企業様等のオリジナルラベル作成も承って参りました。
※ご興味ある方はお問合せください。最低受注ロットやデザイン等、受注条件がございます。尚、こちらクラウドファンディングのリターンでのオリジナルラベル作成は承りかねます。

小さなワイナリーですが、ほかではやっていないような、ちょっと変わった取り組みに挑んできました。ここ数年で誕生した新興ワイナリーの中でも私たちは異端児なのかもしれません。
荒廃農地再生を通じてのぶどう作りとワイン造り、そして地元を笑顔に。
「ルヴィーブル Revivre」再生という意のブランド名と、「スリエ Sourire」笑顔という意の屋号。名は体を表すと言うように、そうなりたいし、そうありたい。
私たちの思い、願いです。

 
 

プロジェクトの概要、資金の使い道

■ぶどう樹の購入
支援コース1口につき1本のぶどう樹購入に充てさせていただきます。
こちらは収穫量や品種の拡大に向けて、今年度からの新たな圃場に定植する予定です。
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■荒廃農地の取得、整備
■栽培資材の購入

まだかまだかと再起の日を待っている、これから再生整備に入る荒廃農地も控えております。
今後、私たちの手を待つ荒廃農地が見つかる可能性もあります。
お寄せいただいたご支援はこれらのために大切に使わせていただきます。
■若手ワイン醸造家(後継者)の育成
ワイン造りは農業です。
ぶどうを知り、育てられなければワインは造れないし、ワインを知らなければぶどうは作れない。
携わる者にとっては勉学の積み重ねが必要で手間もかかり、何年もの長い時間が必要なワイン造りですが、後継者が育たなければよいぶどうもワインも育たず、未来がなくなってしまいます。
空の下での作業あり、屋根の下での醸造や瓶詰あり、何でもありの大変な仕事だけれども、苦労した分の喜びが必ず返って来る、働く若者が育ち、「Sourire 笑顔」になれるワイナリーにしたい。
歴史が浅く経験の乏しい新興ワイナリーらしく、まだまだ課題が多いのも事実ですが、課題の解決と後継者育成のために有効に使わせていただきます。
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リターンについて

ご支援いただいたサポーターのみなさまには感謝の気持ちとして、3つの支援コースそれぞれにリターンをご用意しました。
支援コース1口をぶどう樹1本の購入資金に充て、サポーター様には2022年3月31日までの期間オーナーになっていただき、期間中はオーナー様の樹として扱い大切にお世話いたします。
育成状況については、CF信州サイトのプロジェクトニュースにて随時報告いたします。
また、ぶどう樹オーナー権として、お申込みいただいた1サポーターにつき1枚、当ワイナリー系列のベーカリーとカフェレストランでご利用いただける20%OFFチケットをお贈りいたします。
さらに、自信のワインブレッドが付くコースもございます。
ご検討いただければ幸いです。

 

ルヴィーブルプロジェクト8000円コース

気軽に飲めるブラッククイーンと、系列店にて期間中何回でも使える20%OFFチケットのセットです。
【ぶどう樹オーナー権】
■1口につきぶどう樹1本
オーナー期限2022年3月31日まで。
期間中の間、当方にて管理札を付けて管理、お世話をします。
※オーナー期間終了後ぶどう樹は当方に帰属します。オーナー様(サポーター様)への譲渡はいたしませんのでご了承ください。
■系列店の20%OFFチケットを1サポーターにつき1枚
2021年8月下旬よりお届けいたします。
※ベーカリー・スリエ、珈琲哲學松本店、珈琲哲學あづみ野店にてご利用いただけます。
※ご利用期限2022年9月30日まで。期間中は制限なく何回でもご利用いただけます。(会計は1グループ1回に限ります)
※応募口数にかかわらず1サポーターにつき1枚謹呈とさせていただきます。また、ご利用には規約がございます。
 
【ワイン:ブラッククイーン1本】
日本生まれの品種で、凝縮された果実味と酸味が特徴。ジビエ、ラザニアなどのミートソース系料理、和食の肉料理によく合います。
2021年秋に収穫するぶどうで醸造しますので、お届けは2022年夏頃になります。
※お届けするワインのラベルは画像のものとは異なります。
※画像内のワインボトル以外のものはリターンに含まれません。
※天候不順等で収穫に影響が出た場合は代替品に変更させていただきます。
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ルヴィーブルプロジェクト18000円コース

塩尻ワインのフラッグシップ、メルローを2本と、系列店にて期間中何回でも使える20%OFFチケットのセットです。
【ぶどう樹オーナー権】
■1口につきぶどう樹1本
オーナー期限2022年3月31日まで。
期間中の間、当方にて管理札を付けて管理、お世話をします。
※オーナー期間終了後ぶどう樹は当方に帰属します。オーナー様(サポーター様)への譲渡はいたしませんのでご了承ください。
■系列店の20%OFFチケットを1サポーターにつき1枚
2021年8月下旬よりお届けいたします。
※ベーカリー・スリエ、珈琲哲學松本店、珈琲哲學あづみ野にてご利用いただけます。
※ご利用期限2022年9月30日まで。期間中は制限なく何回でもご利用いただけます。(会計は1グループ1回に限ります)
※応募口数にかかわらず1サポーターにつき1枚謹呈とさせていただきます。また、ご利用には規約がございます。
 
【ワイン:メルロー2本】
深い果実味と繊細な香り。これ1本で塩尻の風土と私たちの取り組みを感じていただけます。
2021年秋に収穫するぶどうで醸造しますので、お届けは2022年夏頃になります。
※お届けするワインのラベルは画像のものとは異なります。
※画像内のワインボトル以外のものはリターンに含まれません。
※天候不順等で収穫に影響が出た場合は代替品に変更させていただきます。
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ルヴィーブルプロジェクト25000円コース

塩尻ワインのフラッグシップ、メルローを2本と、ワインブレッド2本のセットです。さらに系列店で期間中何回でも使える20%OFFチケットも付きます!
【ぶどう樹オーナー権】
■1口につきぶどう樹1本
オーナー期限2022年3月31日まで。
期間中の間、当方にて管理札を付けて管理、お世話をします。
※オーナー期間終了後ぶどう樹は当方に帰属します。オーナー様(サポーター様)への譲渡はいたしませんのでご了承ください。
■系列店の20%OFFチケットを1サポーターにつき1枚
2021年8月下旬よりお届けいたします。
※ベーカリー・スリエ、珈琲哲學松本店、珈琲哲學あづみ野店にてご利用いただけます。
※ご利用期限2022年9月30日まで。期間中は制限なく何回でもご利用いただけます。(会計は1グループ1回に限ります)
※応募口数にかかわらず1サポーターにつき1枚謹呈とさせていただきます。また、ご利用には規約がございます。

【ワイン:メルロー2本】
2021年秋に収穫するぶどうで醸造しますので、お届けは2022年夏頃になります。
※お届けするワインのラベルは画像のものとは異なります。
※天候不順等で収穫に影響が出た場合は代替品に変更させていただきます。

【米粉70%ワインブレッド:2本】
地元塩尻産米粉(※)と私たちが醸造したワインを使い、併設のベーカリーで焼き上げたワインブレッドです。ワインをふんだんに使って香り高く仕上げられるのはワイナリー併設だからこそ。米粉由来のもちもち食感も楽しめます。
2021年8月以降にお届けいたします。
※全原材料のうち70%に米粉を使用。原材料には小麦粉、くるみ、レーズンを含みます。
※ワインブレッドの形状は予告なく変更になる場合もあります。
※画像内のワインボトル、ワインブレッド以外のものはリターンに含まれません。
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お酒は20歳になってから


 

塩尻を、信州を「スリエ」(フランス語:笑顔、微笑み)に!

「ルヴィーブル」プロジェクトについて、ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。
名も無き小さなワイナリーですが、それならではの地味で地道な取り組みでここまで歩んで参りました。
新型コロナウイルスの影響で大変な世の中になりましたが、主を失い見捨てられてしまったぶどう畑を救い、再び息を吹き込みぶどうと後継者を育て、ワイン造りを通じて地元塩尻はもちろん信州の、世のお役に立ちたいという私たちの思いは少しも揺るぎません。これからも精進して参ります。
このプロジェクトを通じて「ドメーヌ・スリエ」と「ルヴィーブル」、そして私たちの取り組みをみなさまに知っていただき、塩尻の地にワイン造りの後継者や集う人々の笑顔が溢れ、美味しいワインを造ることができれば、この上ない歓びです。

温かいご支援とご協力の程、何卒よろしくお願いいたします!


ドメーヌ・スリエ
株式会社塩尻ファーム
代表取締役 北沢勝巳
スタッフ一同



ドメーヌ・スリエ
株式会社塩尻ファーム
〒399-0704  長野県塩尻市広丘郷原1637-1
URL : https://www.domaine-sourire.jp/
Facebook : https://www.facebook.com/domainesourire.bakerysourire
instagram : https://www.instagram.com/domainesourire.bakerysourire/
Twitter : https://twitter.com/BAKERY_SOURIRE



 

ドメーヌ・スリエの歳時記を是非ご覧ください。

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ぶどうの涙。テロワールから水を吸い上げ、剪定された切り口から樹液が滴るこの現象は「水上げ」「樹液流動」という春の風物詩。悲しみの涙ではなく、春を迎えた歓びの涙です。

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桜が咲く頃。信州の厳しい冬を乗り越えた喜びは人間もぶどうも同じ。ぶどう畑の圃場作業も本格化します。


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7月に入りこれだけ房が生りました。


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夏の日差しにも耐え、、、



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秋の収穫を迎えました。


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収穫と同時にワインの醸造が始まります。


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穂高連峰を望む信州塩尻の冬。雪を被ったぶどう樹たちは眠っているのではありません。春に向けて静かに着々と力を蓄えているのです。


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凍てついた風が頬を切りつけるかのように擦り抜けて行く曇天の下、選定作業は続きます。ぶどうの育成を左右する大事な仕事です。


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瓶詰め作業も行なわれます。この日はナイアガラの誘うような甘い芳香が漂っていました。


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スタッフの古厩君。彼の任務はぶどう畑の警備。24時間365日、当ワイナリー一番の働き者です!

最後までご覧いただきありがとうございました。この歳時記から私たちを知っていただければ嬉しいです。
温かいご支援、重ねてよろしくお願い申し上げます。