プロジェクト・ページをご覧いただきありがとうございます。
長野市・信州新町にて、音楽制作プロダクション「STUDIO-KOHKI」を主宰している、ミュージシャンのKOHKI(コーキ)と申します。
この度、挑戦させていただくクラウドファンディングは、私の故郷・信州新町の「古民家修復」にまつわるプロジェクトです。
長野県歌「信濃の国」の作詩者として知られる文化人・浅井洌氏から、直筆の書(掛け軸)を贈られるなど、文化・芸術活動に勤しんだ音楽家の旧邸で、古民家リノベーションが始まっています。
家の名前は、「Lute HOUSE 1929」(リュートハウス1929)。
1929年築、歴史ある養蚕型民家ですが、ここ数年の異常気象で強い風雨に晒され、瓦屋根の損傷による雨漏り等の被害が広がってしまいました。
また2階建てという事もあり、修繕には多額の費用を要しますが、この度クラウドファンディングからのご支援を併せて対策に乗り出し、さらなる被害を食い止めたいと考えております。
そして、音楽家であった先代の「志」を受け継ぎ、歴史ある古民家を「新たな芸術発信地」として未来に残していきたい、と願っております。
長野にゆかりのある方、アートで故郷を活性化させていきたい、という想いに共感してくださる方、ぜひこのチャレンジにご支援のほど、宜しくお願いいたします。
古民家の建主である大口廣意は、長野県下初となる交響楽団・更科交響楽団を大正時代に結成するなど、文化・芸術活動に勤しんだ音楽家(ヴァイオリニスト)でした。
「信濃の国」で知られる浅井洌氏と交流があったのもこのためで、残された古い蓄音機や、大量のレコード盤、そして養蚕のための農機具などが、「芸」と「農」の間を行き来してきた家の歴史を今に伝えています。
2000年代になり、大口廣意の曾孫にあたる私は、KOHKI(コーキ)として音楽活動を開始します。
そこで、音楽制作プロダクション「STUDIO-KOHKI」を立ち上げる際に拠点としたのが、古民家に隣接する、築200年と言われる「土蔵」でした。
モダンに改築した「土蔵スタジオ」を拠点としながら、県内外、数多くのアーティストの音楽プロデュースをする中で、故郷・信州新町がさらに芸術発信地としての力を示していけるのではないか、と感じるようになっていきます。 STUDIO-KOHKI : http://studiokohki.com
2016年には、NHK連続テレビ小説の作曲などを手掛けた篠笛奏者・佐藤和哉のメジャーデビュー盤をプロデュースし、信州新町で制作された作品がメジャー流通することを具体化。
その後、テレビ朝日「題名のない音楽会」にも出演するなど、故郷に居ながらにして、中央の音楽シーンとリンクするスタイルを推し進めてきました。
そして2010年代暮れ、曾祖父の志と古民家を引き継ぎ、ついに「リュートハウス1929」として、古民家リノベーションをスタート! Lute HOUSE 1929 : https://www.instagram.com/lute_house_1929
家の歴史や、風情を残しながらも、一室にはレコーディング・システムを導入するなど、アーティスト達が創作に没頭できる最高の空間を提供したい、という想いで日々修繕を重ねています。
※家の様子は、ページ下のフォト・ギャラリーでもご覧いただけます
和と洋、粗野と洗練が交差する独特の空間は、訪れた方々からも好評で、近年では雅楽を招いたイベント(お茶会)などを開催いたしました。
音楽プロデュース活動の傍ら、古民家に住み込みながらの自力リノベーションで、約3年が経ちました…。
順調に見えた矢先、ここ数年の強い風雨に耐えかねた瓦屋根が損傷し始め、徐々に雨漏りなどの被害が見られるようになってきました。
修繕費用の見積もりは、瓦屋根の面積の広さ、また2階建てという工事規模の大きさもあり、多額の費用となりました。
また、感染症対策の自粛等の影響から、音楽活動も打撃を受けており、自費のみによる修繕は難しいと判断…。
そして、今回のクラウドファンディングに挑戦する事を決断いたしました。
ご支援いただいた資金は、瓦屋根の修繕及び、既に被害を受けた室内の修復に充て、さらなる被害の悪化を防ぐ目的に活用いたします。
また、この修復事業は私個人の利益にとどまらず、多岐に渡り地域社会に貢献出来る可能性があると考えております。
古民家「リュートハウス1929」が、県内外の幅広いアーティスト/クリエイターに向けたスタジオ/ゲストハウス施設として認知されることで、新たな人とビジネスの循環が生まれ、長期的なスパンで地方創生に貢献することを願っております。
音楽家であった先代の「志」を受け継いだこのチャレンジに、どうか皆様のご支援をお願いいたします。
ご支援いただいた方々へのリターンは、以下の8つをご用意しております。
いずれも音楽や、古民家と関連したもので、「お茶会・演奏会」などのイベントから、本格的な音楽制作のサービスまで、幅広い価格帯からお選びいただけます。
【朝のリラクゼーションCDをプレゼント】 3,000円コース
【古民家見学・オリエンテーションにご招待】 5,000円コース
【古民家でのお茶会・演奏会にご招待】 8,000円コース
【古民家での、台湾茶・中国茶と音楽のコラボレーション会にご招待】 12,000円コース
【古民家での、ギター・マンツーマンレッスンにご招待】 20,000円コース
【支援者様・オリジナル楽曲の制作サポート】 50,000円コース
【支援者様・オリジナル楽曲の制作】 100,000円コース
【支援者様の演奏・楽曲を、レコーディングで音源化】 200,000円コース
※詳細は、ページ右欄の「支援タイプを選ぶ」よりご覧ください。
現金でのご支援(リターン無し)をご検討いただける方は、以下までお問い合わせください。
プロジェクトオーナー:KOHKI(コーキ)
連絡先:studiokohki@yahoo.co.jp
現在の「リュートハウス1929」の魅力を、少しだけお伝えできればと思います。
-掘り炬燵も、和と洋が交差する-
-どこでも音が溢れる空間-
-PCデスクは、古いピアノをリメイク-
-土壁の押入れを利用したバーカウンターは、ロック好きが集うスポット-
-木舞竹の壁材も、余すことなくテーブルにリメイク-
-童謡が収録された蓄音機用のレコード盤は、今も聴く事ができる-
-キッチンも古材を再利用し、古民家にマッチさせている-
-「更科交響楽団」の演奏活動を伝える写真-
-ヴァイオリニストであった曾祖父と、曾孫の手-
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
歴史ある空間を守り、繋いでいくプロジェクトに、ぜひ皆様のご支援を宜しくお願いいたします。
KOHKI(コーキ)
Photo : ヒラノ リオ、Tim Jensen
プロジェクトオーナー
KOHKI