小児がんをはじめとして、生命を脅かす病気と闘っているこどもたちは、日本に約2万人いると言われています。こどものからだには余りにも負担が大きい手術や抗がん剤治療等の化学療法を経験しながら、長期にわたる入院生活や入退院を繰り返すことで、勉強したり遊んだり、こどもとして当たり前の日常を過ごすことが難しくなります。
また、治療が難しい病気が進行し、残念ながら余命宣告を受けるこども達とその家族が存在します。こどもたち自身はもちろんのこと、こどもたちを看病・介護しながらこどもたちを支える家族は心身ともに疲弊してきます。それでも、家族は、例え残された時間に限りがあっても、いや、残された時間に限りがあるからこそ、辛く悲しい中でも前を向いて、懸命に我が子に最期の時が来るまで支え続けます。こどもたちは少しでも長く家族と共に過ごしたくて、生きていたくて、頑張り続けます。
また、定期的に 信州こどもホスピス 語る会「ゆうきの会」を開催し、大切な人を亡くされた方々の思いをお聞きするとともに、また、色々な分野の方々に講演を行って頂くことで「こどもホスピス」に関わる知識を深めながら、支援の輪を拡げていきます。
すでに下記のご案内の通り、2021年6月20日の、信州こどもホスピス 語る会「ゆうきの会」を開催いたしました。
多くの方々にご参加者頂き、とても良い会となりました。
プロジェクトオーナー
信州こどもホスピスプロジェクト