日本で二番目に設立された伝統ある小学校、 日新学校(現川中島小学校)校門を復元したい!

日新学校校門を復元する会
プロジェクトオーナー

日新学校校門を復元する会 代表 北澤俊美

教育・福祉 文化・芸術

11%

  • 現在
  • ¥115,000
  • 目標金額
  • ¥1,000,000
  • 購入口数
  • 28口
  • 残り日数
  • 終了
このプロジェクトは、寄付型プロジェクトです。
目標金額達成の有無に関わらず支援の申込みを行っていただくとプロジェクト成立となります。
日新学校の校門として活用していた陣屋門を 川中島小学校に移転・復元しよう!

事業概要の紹介

当陣屋門は当初、上田藩塩崎陣屋の門として安永3年(1774年)に長野市塩崎地区に築かれました。明治4年(1872年)には川中島小学校の前身である日新館(今里郷校)に旗本松平忠厚氏から寄贈され、校門として活用されました。長野県長野市に位置する川中島小学校は明治2年6月5日、日本で2番目に設立された伝統ある小学校です。

その後、学校が移転した際、千曲市の西沢氏に引き取られ現在に至っています。ところが氏のご遺族が転居され、門も屋敷と一緒に処分される可能性があることが分かりました。この大切な文化財で教育的にも貴重な存在を移転復元するために、この会を設立するに至りました。


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このプロジェクトでは、未来ある子ども達に地域の歴史をつなげるため、この伝統ある門と地域の歴史を知っていただき、移転・復元に必要な資金を集めたいと考えております。

この事業には二つの意味があると考えています。
一つは「塩崎陣屋門という文化財の保護」であり、二つ目は「子ども達がこの門に接することによる教育的な意義」です。
その手立てとして
1.陣屋門移転作業過程を映像で残し、視覚教材とする
2.川中島平の成立過程(川中島扇状地)や用水の特徴などについて教材を作成する
3.川中島地区に伝わる民話・伝承を教材化する
以上を作成し、川中島小学校に移転・復元した門(陣屋門)と共に、長野市教育委員会に寄贈する予定です。またこれら作成した教材は授業に活用していただくつもりです。

これが実現すれば川中島小学校は明治2年2月に新政府が発した府県施政順序「小学校を設すること」直後の門を有する日本でただ一つの学校になり、長野市・長野県教育にとっても貴重な存在になります。

(日新)の先輩が150年前にくぐって通った、日本の小学校最古の門であることを知ることにより、子ども達の心に何かが残り、地域と子ども達の結びつきを強め、地域に対する愛着心を育てると考えています。

そこで趣旨に賛同する皆様と「日新学校校門を復元する会」を設立し復元運動を展開することにしました。

「日新学校校門を復元する会」活動のあらまし

R3.3.28
「日新学校校門を復元する会」結成。設立時の会員数は53名、会長に北澤俊美氏を選出した。

R3.6.14
塩崎地区有志と懇談会実施。旧塩崎陣屋跡を見学し、赤澤康寛氏(塩崎代官末裔)から詳細な説明を受ける。

R3.7.17
「川中島小学校150年の歴史を探る」講演会を実施。講師に長野市公文書館主任専門主事・西澤安彦先生をお招きし川中島町公民館で行われた。当日は約110名の参加をいただき、盛大な講演会となった。

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R3.8.4
千曲市八幡、西澤氏宅で陣屋門移転復元工事の安全祈願「お祓い」を役員・工事関係者出席のもと執り行われた。
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R3.8.8
川中島小学校に於いて、校門復元工事の安全無事を祈願し役員・工事関係者の出席により「地鎮祭」「起工式」が執り行われた。


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「SBCニュースワイド」でテレビ放映される。「江戸時代の校門復元へ」のタイトルで、本プロジェクトが紹介された。

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陣屋復元工事が始まる。川中島小学校で、陣屋門の復元工事が始まり、門の骨組み及び門扉の復元設置作業等が行われた。

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クラウドファンディングの利用動機・資金使途

復元するには、移転復元費用として1,000万円、復元過程の映像作成費100万円、保存管理費用(10年)70万円、川中島小学校の歴史教材費50万円、募集経費130万円程度が必要です。
幸いこの事業の意義が認められ長野県の「元気づくり支援金」500万円弱の支援が受けられることが決定しましたので、寄付金としては850万円程度が必要になります。
今回、当クラウドファンディングで募金目標額850万円のうち100万円のご寄付達成を目指して活動して行く予定です。
不景気の中 皆様にはご負担をお掛けするわけですが、日本に二つとない文化財の復活とそれを体験して育つ子供の成長をお考えいただき この事業へのご支援を心よりお願いする次第です。

今後のスケジュール

●移転工事完了 10月下旬
●竣工式 11月頃

日新学校校門を復元する会

事務局 北澤 幸伸
090-6790-5347

※当クラウドファンディングによる寄附金は寄附金控除の対象にはなりません。