こんにちは、信州メディビトネットです^^
もうすぐG.Wですね!
連休中、お家でゆっくりサイトを見てくださっている方もいるでしょうか。
今回は、当団体の代表であり、内科医として従事する小手川医師が、
信州メディビトネットを立ち上げたきっかけや、
「信州健康かるた」に込めた願いをお伝えします!
医療者として日々診察室で出会う患者さんや、健康講座へ参加される方の中には、
偏った情報に惑わされたり、いきなり上級者向けの健康法に挑戦する方が少なくありません。
「先生、玉ねぎの皮を食べ始めました!」
「オクラ水が良いと聞いて、さっそく飲んでます!」
などなど・・
巷にあふれるウワサ話やインターネットの情報を鵜呑みにしたピンポイントの健康法や、
時には医療者として疑問を抱くような実践を耳にすることがあります。
しかし、医師として どれだけ丁寧にお伝えしても、
残念ながら、これらの情報に負けてしまうことも少なくありません・・・
コロナ禍においては、ワクチンに対するデマを信じてしまったり、
インターネット上にあふれる情報やうわさ話に振り回されてしまう方も多くいます。
これは、健康について学ぶ機会がなく、基礎知識の土台がないため、仕方がないことです。
「健康」は、誰にとっても大切なものですが、読み書きや計算と同じように学ぶ機会がないのは、なぜでしょうか。
「医療者自身が、正しく健康情報を日々発信することが大切なのではないか?」
そこで、2014年に『信州メディビトネット』という任意団体を設立して、
市民向けの健康普及活動をスタートしました。
信州メディビトネットが市民の皆さまに健康情報をお伝えする際に大切にしているのは、
「正しい基礎知識」と「よい生活習慣の実践と継続」。
それは、【健康づくりの土台】となる部分です。
「そんなことは 分かってるよ!」と言われる方が多いのですが、
実際には、大人になってから 生活習慣や考え方を変えるのはとても大変なことです。
また、病気になってから学びだしても、基礎知識がないため、迷いに迷います。
幼少期から正しい健康の基礎知識やよい生活習慣を身につけることは、
きっと生涯にわたって一人ひとりの「体とこころの健康」という宝となる!
「信州健康かるた」には、
子どもたちが楽しく遊びながら「健康づくりの基礎」を身につけ、
ひとりでも多くの子どもが、健康豊かな未来を手にしてほしいー
という願いが込められています。
そして、子どもから大人へ、地域へと健康の輪が広がっていき、
長野県民一人ひとりが正しい知識と日々の生活で自身の健康を支えることができるようになること
さらには、長野県の健康寿命の延伸や医療費削減へと大きく繋がっていくこと
にも期待しています。
コロナ禍の今だからこそ、
改めて 子ども達に「健康の大切さ」と「未来の健康へ願い」を伝えられる機会となりますよう、
今一度、プロジェクト成功のために どうか みなさまのお力をお貸しください!
信州メディビトネット
代表 小手川 直史
事務局一同
プロジェクトオーナー
信州メディビトネット