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【プロジェクト概要】
長野の紙問屋「水島紙店」築50年の事務所をリノベーションしてコワーキングスペース&シェアオフィスを開設します。
「THE CO-WORKING TERMINAL 働き学ぶ人のための日々の経由地」をコンセプトにした空港や駅のような機能性と快適性を備えた施設です。
コワーキングスペース、ライブラリー、工作室、フォンブース、ラウンジ、シェアキッチンなど、時々の気分や目的に合った仕事場と出会いが、心踊るワークスタイルを実現します。
クラウドファンディングを通じてご縁をいただく皆さまと一緒に、より良い未来に向けて人とモノとコトが行き交う「コワーキング・ターミナル」建設を目指します。
リノベーションが建物と人とまちをつなぎなおしてゆく
株式会社水島紙店が信州善光寺の近く長野市東町に設立されたのは昭和21年。どんな時代だったのか文献を探ってみました。
「昭和20年8月に日本が無条件降伏をした後、各地に連合国軍が進駐したが、長野県にも進駐した彼らは長野市に軍政部を置き、様々な改革指令を出した。まず言論出版の統制が解かれ、集会結社の自由が宣言された。それと同時に長野市に疎開していた日本出版文化協会関連の会社や出版業界参入に名乗りを挙げた会社は、さっそく様々な出版活動を開始した。言論の自由を奪われた戦争期を終えて、日本全体が出版物を欲していた需要の高さも手伝って各出版社が一応の成績をあげていたという」
(「創立50周年記念 長野県印刷文化史」長野県印刷工業組合 平成9年発行)
「これからは印刷の時代」を確信して船出した水島紙店も紆余曲折を経て時代の波に乗り、昭和43年には更なる事業の拡大を目指し、社運をかけて東町社屋(現 東司・東町屋台蔵)から長野市高田五分一(ごぶいち)に移転します。広い社屋に40人以上の社員とお客様が行き交い、書籍・チラシ・パンフレット・紙器・帳票に使用される紙の中継地として地域の印刷産業を支えました。
昭和、平成、令和と時代は変わり、コミュニケーションや情報発信の媒体は多様化しました。変わったのは媒体だけでなく、SNSやリモートなどコミュニケーションの形態、さらには働き方や生き方までも。それは様々な環境や境遇にいる人々が世界を広げ、共に活躍できるダイバーシティ&インクルージョン社会実現の可能性を示しています。
今回のTERMINAL51° PROJECTを通じて人と人、都市と地方、地方と世界がつながれ、この場所が再びたくさんの人、コト、モノで賑わうことを願っています。
(本事業は経済産業省 中小企業庁 事業再構築補助金 採択事業です。)
コワーキングスペース&シェアオフィス「TERMINAL51°」
ロゴタイプについて
旅をイメージし名づけた、TERMINAL51°(ターミナル ゴーイチ)。ロゴタイプに採用したフォントFrutiger(フルティガー)は、書体デザイナー アドリアン・フルティガーが1968年にフランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港のサインを依頼され制作したもの。視認性が高く世界の空港や駅で採用されています。偶然にも、今回リノベーションする社屋が建築されたのも1968年です。51°の「°」は緯度経度を示す記号として、旅のコンセプトにちなみ採用しました。
建築コンセプト
巨大な倉庫の空間から連想したのは空港のターミナル。紙が行き来する問屋から、人が往来するコワーキングに。多くの人に長く使われてきた建物の外観を先人の記憶として活かしながら引き継ぎ、新たな場所として愛され続けるよう内装設備とデザインの構築に努めていきました。
-リノベーション担当 MY ROOM倉石智典さんより
ABWという考え方
それは大学のキャンパスライフに似ています。ラウンジでおしゃべりをし、図書館でレポートを書き、アイディア構想は芝生のベンチでPCを開く。どこにいけば誰がいることは何となくみん な知ってる。そうしたコミュニティ。 Activity Based Working(ABW)はワーカーが作業内容や気分に合わせて働く時間と場所を自由に選ぶことができ、生産性と創造性の向上が期待できる働き方です。オランダのワークスタイルコンサルタント会社Veldhoen+Company(ヴォルデホーエン)社が1990年代に提唱しました。コロナ禍や働き方改革を受けて再び注目され、採用企業が増えています。
ABWを提唱したヴェルデホーエン社では、仕事を「10の活動」と定義しています。
ところが中小企業で全ての目的にかなった場所を社内に用意することは費用的に難しく、在宅ワークも長期化すると同居家族への負担や孤独感、運動不足などストレスを感じてきます。そこでコワーキングスペースTERMINAL51°を自社のセカンドオフィスとして活用することでオフィスは会議、セレモニー、TERMINAL51°では集中、コワーク、ビジネス交流というフレキシブルな仕事環境が実現できます。
ABW型ワークスタイルのもうひとつの効果は「インフォーマルコミュニケーション」が生まれやすいことです。会社や官庁組織の会議や上司への報・連・相のようなフォーマルコミュニケーションに対して非公式で横の緩いつながり、雑談のような自由なコミュニケーションを指します。世にあるサクセスストーリーを紐解けば「きっかけはあのときの何気ない一言だった」とか「きっかけは偶然の出会いだった」というエピソードにあふれています。ビジネスアイディアは社内外のフランクな会話や交流に隠されていることが多いのです。
TERMINAL51°の特徴
安全安心
共有
体験
オススメしたい方々
地域中小企業
都市部の企業
フリーランス
NPOや行政、外郭団体
スタートアップ企業、企業の新規事業担当者
資金の使途は、事業再構築補助金対象外の部分について
・ライブラリー書籍購入
・エクステリア
・家具購入
・ペレットストーブ
などに充てさせていただきます。
プロジェクトメンバー
水島康明 水島紙店
長野冬季五輪・スペシャルオリンピックスボラ・長野灯明まつり創設、信州里山塾運営など社会開発の経験をもとに、社業を通じて地域づくりを模索中。
倉石智典 MY ROOM/R-DEPOT
TAERMINAL51°リノベーション担当。長野におけるリノベーションの先駆者。建物の「読み解き」の感性は異次元。毎月主催の「空き家見学会」は10年以上継続。
2021年11月新しい形態の新拠点「R-DEPOT」オープン。
小林聖也 ReBranding design aurora
TERMINAL51°ブランディング担当。(一財)ブランドマネージャー認定協会公認ブランドマネージャー。水島紙店「手提屋」でブランディング事例コンテスト「奨励賞」受賞。 OHLOLA by SEIYA KOBAYASHI名義でフラワーベースなどの作家活動も行っています。長い付き合いになってきました。
田中允也 タナカセコ
TERMINAL51°の設計、インテリアデザインを担当。打合せではいつもタイミングよくいい事言う(笑)。
日常の中に、想像すること。特別な経験すること。そんな時間を大切にできるデザインを目指します。
田中一樹 寄付の本舎 ほんのきもち
TERMINAL51°ブックディレクターです。本と人をつなぐまちづくりを目指しています。NPOカフェまんまるコーディネーター。元大手書店チェーンの店長。
運命的な出会いでした。
山岡 源 fixU
TERMINAL51°で無人運営システムを担当。驚異的な起業家です。店舗の無人化支援システムfixUを開発。
2022年3月ビジネスピッチコンテスト「SESSA Startup pitch」最優秀賞受賞。ベンチャーキャピタルより8,000万の資金調達を実施。
解体工事から建築、電気、水道工事業者の皆様、ドリンクバー運営、イラスト製作など多くの方々に連日ご尽力いただいております。
そしてこのクラウドファンディングをご覧の皆様もプロジェクトメンバーです。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
リターンについて
TERMINAL51°での活動をより楽しめるようなアイテムをご用意しました。
オリジナルステッカー
屋外でも使用できる強粘着フィルムシールです。PCやスーツケース、自転車などに。
オリジナルトートバッグ
使いやすいA4サイズの入る縦型トート。サックスとグレーの2色を用意しました。
オリジナルTシャツ
上にジャケットを着用しても見劣りしない7.4オンス厚手生地採用のTシャツです。デザインは2種類用意しました。
サイズ(S/M/L/XL ※メンズサイズ)
素材:綿100%(予定)
オリジナルトレイ
サイズ約138×138×40(mm)
素材は天然皮革の端材を樹脂で固めたリサイクルレザーを採用しています。
オリジナルペン
ロゴ入り4色ボールペン。シャープペン、ボールペンを備えた便利なペン。ケース付き。
オリジナル陶器マグ
サイズ:107×85×85(mm)
口元の形状からホーロー製に見えますが陶器仕上げのマグカップです。
3Days体験パス
7:00-23:00×3回分の体験パス。フリードリンク・フリースナック付き。
1month体験パス(平日デイプラン)
7:00-23:00×1ヵ月の体験パス。フリードリンク・フリースナック付き。
1month体験パス(フリープラン+プライベートデスク)
7:00-23:00×1ヵ月の体験パスにプライベートデスク(固定席)を設定できます。
2month体験パス(フリープラン+プライベートデスク)
7:00-23:00×2ヵ月の体験パスにプライベートデスク(固定席)を設定できます。
3month体験パス(フリープラン+プライベートデスク)
7:00-23:00×3ヵ月の体験パスにプライベートデスク(固定席)を設定できます。
レセプションパーティー招待(お土産付)
ミニ講演会又はトークイベント・施設ツアー・懇親会。その他、コンテンツとして出張寿司や地酒・ワインの試飲会を予定しています。
TERMINAL51°PV出演権
TERMINAL51°の魅力、さらに信州で働く楽しさを伝えられるプロモーションビデオを製作予定です。ご出演内容につきましては別途ご相談させてください。
・オープニングレセプションは、TERMINAL51°にて2023年2月を予定しています。コロナ感染状況による延期等措置の可能性があります。
・リターンの配送時期は2023年2月頃を予定しています。製品の改廃にともない仕様が変更になる場合がございます。
・PVの撮影は2023年春を予定しています。
【現金でのご支援希望等お問い合わせ先】
プロジェクトオーナー 水島 康明
電話: 090‐8593‐6601
Eメール: michi@mizushima-paper.co.jp
Facebookページ: https://www.facebook.com/terminal51.nagano
プロジェクトオーナー
水島 康明