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【co:do】エシカルでファッショナブルとは?
こんにちは、サクライです。
「エシカルでファッショナブル」とは?
co:doで掲げているコンセプト「エシカルでファッショナブル」について。
SDGsの取組が注目される中、アパレルファッション業界においても「エシカル」であること「サスティナブル」であることが近年求められるようになってきています。
しかしアパレルファッションに携わるものとして、「ファッショナブル」なものでなければならないという想いもあります。
"毛七"は世界三大毛織物産地の一つである、
尾州地域(愛知県尾張西部地域から岐阜県西濃地域)にて生産されています。
"尾州ウール"は、多くの服好きを唸らせるばかりか、
国内外のブランドやデザイナーから仕立て屋など、
ファッション、アパレルに関わる人たちから圧倒的な信頼を寄せられています。
尾州産地の毛織物は、一貫してその生産がされる工場によるものでは無く、
大小様々な工程が各会社の分業という形で、多くの工場の集合体により生産されています。
その協力体制により、それぞれが自身の専門性を高め、
高級で高品質なウール生地を消費者の元へ届けることができています。
"尾州ウール"を名乗るためには、いくつかの決まり事があります。
①織布と編立・整理加工の工程がどちらも尾州産地で行われたものであること
②尾州産地ならではの技術と優位性を活かして製造されたものであること
③「ものづくりのストーリーが喚起される製品」であること
このルールにより(少し強い言い方をしてしまうと)、
受け継がれてきた職人の技術と旧式織機により織られた生地が、
大量生産によって生産される安価な生地とは一線を画すということを証明します。
"毛七"は、他の"尾州ウール"に加えて、「仕分け」と「反毛」の工程があります。
リサイクルウールには必要不可欠な工程ですが、
実際に各工場を見学させていただいた上で、
"毛七"のリサイクルウールとしての付加価値として感じたことは下記の二つです。
①リサイクル原料をウール100%のセーターにこだわっていること
(セーターに使用されるウールは繊維が長く、他製品に比べて品質が高い)
②日本人の手により色分け、不要部分の除去を行っていること
(日本人は和色に代表されるように昔から色の区分が細かく、判断に長けている)
"毛七"に関しては、以前のニシザワレポートに詳細がありますので、
まだご覧になられていない方は下記からご確認ください。
https://cf-shinshu.jp/project/report/737?ba=2
今回のコンセプトである「エシカルでファッショナブル」を提案する上で、
ただ"リサイクルウール"と呼ばれているものを使うことはできませんでした。
実際にファッション好きの人すらも唸らせるような生地でないと、
ファッショナブルと呼ぶことはできないなと考えたのです。
"尾州ウール"であり、"リサイクルウール"である"毛七"。
まさに「エシカルでファッショナブル」な生地を見つけることができました。
サクライ
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